Qのブログです。星や音楽が好きです。好き勝手に書いてます。2007年12月より開始。
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ぼくらは生まれつき体のない子どもたち
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散文はどこかに答えがある一理性
詩は答えを求め続ける 答えがあってもいい が
永遠に問い続ける作業
(谷川俊太郎のメモ)
詩は答えを求め続ける 答えがあってもいい が
永遠に問い続ける作業
(谷川俊太郎のメモ)
詩は永遠の片思い
「二十億光年の孤独」谷川俊太郎
人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする
火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或はネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ
万有引力とは
ひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨んでゆく
それ故みんなは不安である
二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした
P18〜20『谷川俊太郎詩選集1』集英社文庫