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Qのブログです。星や音楽が好きです。好き勝手に書いてます。2007年12月より開始。
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「空気を読む」と言うことばがよく使われるようになったのはいつだろう。確かに、今日、多くの人たちが器用にも受け答え上手で、流れを止めることはそう多くない。その場の雰囲気にのってくのが最近の人たちの一つのルールみたいだ。空気にのれないときはひとまず黙っていれば、下手にルールに反することはない。

けれど、そのことに違和感を感じる。
空気にのれなかった気持ちはどこへいくの?
その気持ちのほうが相手を理解するヒントになるではないか。

適当にあしらうことのできない不器用さは、同時に、何かに敏感であることのあらわれではないか。一方で、空気が読める人たちの一部は、この人は空気が読めない、と切り捨てて次に進む。そのことのほうがよっぽど鈍感な気がする。自分はわかっていて、わかっていないのは相手の方だと言う奢り。「相手を理解する」という余裕に乏しく寂しい。・・・と、我が身を省みながら思う。自分もそんな風に人に接していやしないか。

「僕はそういうものを適当に笑いとばしてやりすごしてしまうことができない」(海辺のカフカより)

不器用でありながらも、感受性を捨てず繊細で敏感な僕は、作品の中で家出し学校にも行かずさまよい旅する。そういえば読んだのは随分前だ。なにか新しく見つけることができるかもしれない。また読みたいなと思う今日この頃です。
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無題
私は最近、もっと空気読めと言われました。
空気読んでなんとなく話を進めていけばこの人は満足なんだな、と理解して空気を読んでわかったよ、と返しました。
嘘です。反発しましたw
これが私なんだよって。

海辺のカフカは読んだことないけど、友達も卒論にしてたし、今度読んでみようと思う^^

ありがとう。
ちょこ 2009/03/22(Sun)18:38:02 編集
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